2月も終わりだんだんと春に近づいてきました。
春になると花粉症が大変な時期です。
今回は花粉症による運転への影響と対策を紹介します。
2025年3月6日 7:00時点各地の花粉の量です。
いわき市 非常に多い
郡山市 やや多い
福島市 やや多い
花粉症は日常のさまざまな場面に影響を与えますが特に車の場面では事故の原因になるなど重大な影響を与える可能性があります。
花粉症の症状が車の運転に与える影響
視界・視野の低下
花粉による目のかゆみやかすみ、涙目などの症状が出ると、視界が悪化し、赤信号や一時停止標識、飛び出してきた人や障害物に気づきにくくなります。そのため、安全運転が難しくなります。
誤操作・前方不注意
花粉症の影響で運転中にくしゃみが連発すると、ハンドル操作やアクセル・ブレーキの踏み間違いが起こりやすくなります。また、くしゃみで目を閉じることで、運転中に短時間でも視界が遮られ、事故のリスクが高まります。さらに、鼻水が出ると鼻をかむためにハンドルを手放すことになり、安全運転が難しくなります。
集中力・判断力の低下
花粉症の症状が出ている状態で運転することは、過労や眠気がある状態で運転するのと似ており、集中力や判断力が低下します。その結果、安全運転が難しくなります。
花粉症薬の服用が運転に与える影響
花粉症対策として薬を服用している方が多いと思いますが薬の副作用により運転に悪影響を与える可能性があります。
花粉による運転中の事故を低下させるための対策
花粉症による運転中の事故リスクを低下させるための対策は以下の通りです
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薬の選択に注意する
抗ヒスタミン薬には眠気や集中力の低下を引き起こす副作用があるため、運転前に服用する薬を医師や薬剤師に相談し、眠気の少ない薬を選ぶようにしましょう。 -
運転前に症状を抑える
運転前に花粉症の症状がひどくなる前に、薬を服用することで症状の悪化を防ぎましょう。また、鼻や目のかゆみを軽減する目薬や鼻スプレーを使用するのも効果的です。 -
運転中に休憩を取る
長時間の運転は避け、定期的に休憩を取ってリフレッシュすることが重要です。特に、眠気やぼーっとした感覚がある場合は早めに休憩を取ってください。 -
車のエアコンを活用
車内の花粉を減らすために、エアコンのフィルターをこまめに清掃し、花粉を除去するために内気循環モードを利用しましょう。 -
運転前に花粉予報を確認
花粉の飛散が多い日には、運転を避けるか、花粉症の症状が軽い時間帯に運転することを検討しましょう。 -
メガネやマスクの着用
花粉を直接受けるのを防ぐために、運転中は眼鏡やマスクを着用することをお勧めします。これにより目のかゆみや涙目を軽減できます。 -
自分の体調をチェックする
疲れや眠気を感じた場合は、無理して運転せず、他の交通手段を利用するか、休憩を取ってから運転を再開するようにしましょう。
これらの対策をすることで、花粉症による運転中の事故リスクを低下させることができます。
まだまだ各地で花粉が多くなっていきます。
運転の際は安全運転を心がけるようお願い致します。